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歯の健康

歯と健康 歯は健康の入り口


歯や口腔(こうくう)の健康を保つことは、単に食べ物を咀嚼(そしゃく)するという点だけでなく、食事や会話を楽しむなどからだやこころの健康と深いつながりがあります。生涯自分の歯で食べられるよう、歯や口腔の健康づくりに取り組んでみませんか?

噛ミング30(カミングサンマル)
平成21年7月13日に、厚生労働省が地域での食育推進に当たり、1口30回以上噛むことを目標として作成したキャッチフレーズです。よく噛むことには健康な生活を送る上で、さまざまなメリット(下記参照)があります。一口30回以上噛むことを目標として、しっかり噛んで素材を味わって食べましょう。

●噛むことの健康効果 「卑弥呼の歯がいーぜ」
これは噛むこと(=咀嚼)の大切さを伝えるために、咀嚼回数の多かった弥生時代の卑弥呼にかけて表した標語です。
キレイな歯の子

『ひ』・・・肥満防止
よく噛んでゆっくり食べることで脳が満腹感を感じ、食べ過ぎを防ぐことができます。
『み』・・・味覚の発達
よく噛むことで食べ物本来の美味しさを感じることができ、味覚が発達します。
『こ』・・・言葉の発達
噛むことにより顔の筋肉が発達すると、言葉を正しく発音できるようになり、顔の表情も豊かになります。
『の』・・・脳の発達
噛むことでコメカミ付近がよく動き、脳への血流が良くなり、脳の活性化に役立ちます。
『は』・・・歯の病気予防
噛むことで歯の表面が磨かれ、だ液もよく出るようになり、むし歯や歯周病の予防につながります。
『が』・・・がん予防
だ液の成分には、食べ物の中の発がん性を抑える働きがあると言われています。
『い』・・・胃腸の働きを促進
食べ物を噛み砕いてから飲み込むことで胃腸への負担が軽くなり、胃腸の働きを正常に保ってくれます。
『ぜ』・・・全身の体力向上
しっかり噛むことで歯やあごが鍛えられ、歯を食いしばったり、全身に力が入るようになります。

※学校食事研究会が作った標語で、歯科医師会や財団法人8020推進財団など様々なところで紹介されている標語です。

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歯と口の病気

歯を失う80%以上の原因は、歯周病もしくはむし歯によるものです。むし歯や歯周病は、単なる口の中の病気にとどまりません。むし歯や歯周病で歯を失うと、噛む力の低下による胃腸障害、噛み合わせ悪化による運動能力の低下など、さまざまな問題が引き起こされます。

●歯周病
歯周病は、歯と歯肉(歯ぐき)のすきま(歯周ポケット)から細菌が侵入し、歯肉に炎症を引き起こし、さらには歯槽骨(歯を支える骨)を溶かして、歯の周囲を支えている組織を壊してしまう病気です。
むし歯と異なり、痛みが出ないことの方が多く、気づかないうちに進行し、歯が自然に抜け落ちたり、糖尿病や動脈硬化、心筋梗塞など、さまざまなからだの病気を引き起こすことがわかっています。


財団法人8020推進財団「(小冊子) からだの健康は歯と歯ぐきから
〜歯周病対策で健康力アップ〜」

http://www.8020zaidan.or.jp/pdf/kenko/haguki.pdf

社団法人日本歯科衛生士会「歯とお口の健康情報」
http://www.jdha.or.jp/health/index.html

埼玉県在宅歯科医療推進窓口のご案内
http://www.saitamada.or.jp/zaitakushika/

●むし歯
むし歯の起こる原因は主に、細菌、食べ物(糖分)、歯の質と時間が関係しています。

1) 細菌(むし歯菌:ミュータンス菌)
むし歯菌は食事の後に、歯と歯の間や歯の溝などに付いた食べカス(糖分)をエサとして繁殖し、「歯垢(細菌等のかたまり)」を作ります。
さらに、むし歯菌たちは糖をエサにして「酸」をつくり、歯を溶かしていきます。むし歯菌を増やさないために、食べた後は歯みがきしましょう。

2) 食べ物(糖分)
お菓子の中でも、特にアメやチョコレートは、口の中にとどまっている時間が長くなり、歯を溶かしやすい環境が続いてしまいます。しかし、お菓子などの糖分は食生活の楽しさにも重要ですので、メリハリをつけて摂取する心がけが大切です。

3) 歯の質
歯の表面はエナメル質という非常に硬い素材でできていますが、低いpH(酸性)には弱く、 pH5.5(臨界pH)以下で溶け始めます。
こういった歯の酸に対する抵抗性を持たせることができるのが、フッ化物です。これは、フッ化物が歯の表面に沈着して、酸に対して抵抗性のある結晶に変化するなどの作用があるからです。さらに、むし歯になりかかった状態の歯も、フッ化物の再石灰化促進作用でもとの健康な歯に戻す作用があります。

4) 時間
食べる回数が多くなると口の中が酸性になる時間が多くなり、むし歯になるリスクが高くなります。食事や間食の時間は決めて食べましょう。


●口腔がん
口の病気といえば、口内炎やむし歯や歯周病が一般的ですが、口にもがん(口腔がん)は発生し、 近年その数が増加していることはあまり知られていません。口腔がんは早期発見・早期治療により ほとんど障害を残さないことが可能ですが、進行したがんは大がかりな治療が必要になり、 食事や会話など日常生活の動作に大きな障害が生じます。
口の中は、肺や胃などと違い直接目で見て触ることができるので、定期的に、鏡でお口の中をチェック する習慣をつけましょう。

1) できやすい部位
口腔がんの中では舌がんの発生が最も多く、全体の約60%を占めています。

2) 危険因子
喫煙、飲酒、歯の詰め物やかぶせ物が外れたままで口の中に当たってしまうような慢性的な刺激等が挙げられます。

3)口腔がんのセルフチェック

最近の口の中の変化など、あてはまるものがないかセルフチェックをしてみましょう。

□口内炎が2週間以上治らない
□抜歯した傷がなかなか治らない状態が続く
□原因不明の歯のぐらつきがある
□かんだ傷が治らない
□入れ歯やさし歯が当たってできた傷が治らない
□入れ歯が痛みや腫れで合わなくなったり、違和感がある
□最近、歯が浮くような感じがする
□白っぽい、できものがある
□赤く、ただれている(出血している)
□かたい、シコリ・腫れ・できものがある
□舌がうまく動かなくなった
□口が開けにくくなった
□くちびるや舌がしびれる
□口の中に痛い部分がある
□首の周りのリンパ節が腫れている

上記の症状にひとつでもあてはまる場合は、医療機関を受診しましょう。

さいたま市「口腔がんをご存知ですか?」
http://www.city.saitama.jp/008/016/001/006/p032589.html

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